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カワチ薬品/4~12月は売上高9.6%増、営業利益48.8%減

2015年01月27日 / 決算

カワチ薬品が1月27日に発表した2015年3月期第3四半期決算は、売上高1964億7100万円(前年同期比9.6%増)、営業利益26億4300万円(48.8%減)、経常利益34億100万円(42.0%減)、当期損失48億9500万円(前期は33億2000万円の当期利益)となった。

高齢化社会に対応するべく基幹店舗(メガ・ドラッグストア)への調剤薬局併設に注力し専門機能強化を図るとともに、サテライトタイプ(小商圏対応型)店舗の出店に注力した。

地域占有率を高めるべく、子会社における販売体制の見直しなどを行いエリア基盤の強化に努めた。一方、競争激化に対応するべく販売価格や品そろえの見直しや販売促進に努めると共に、健康や美容に関するカウンセリング機能の強化に努めた。

新規出店では、サテライトタイプの店舗を中心に既存地区である、栃木に3店、長野、群馬、茨城、宮城に各2店、岩手、福島に各1店、計13店を出店した。

調剤薬局は、宮城、茨城に各2件、岩手、栃木、群馬、東京に各1件、計8件を既存店に併設した。一方、栃木の小型店2店をリロケーションのため退店した。期末のグループ店舗数は、計297店(内、調剤併設81店)と調剤薬局4件の合計301店となった。

通期は、売上高2690億円、営業利益42億円、経常利益52億円、当期損失43億円の見通し。

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