流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





プラネット/ネットでの日用品購入頻度・金額は増加傾向、スマホ利用者10%増

2015年12月28日 / トピックス

プラネットは12月28日、「インターネットは日用品流通をどう変えるか2015」の調査報告書を発表した。

調査対象は、日用品購入者(20歳から64歳までの男女)にネットで5月28日と29日に行い、3000名の回答を得た。

日用品購買チャネルとして、ネットを「利用する」55.4%、「利用しない」44.6%だった。

日用品のカテゴリごとに、どの形態の店舗で購入しているかを確認したところ、「医薬品・医療品」で79.9%、石鹸、洗顔料、ハンドクリーム、歯磨き、ハブラシなどの「ボディ・オーラルケア」で74.6%のシェアを占めるドラッグストアが、ペット用品とその他の日用品を除く全ての商品カテゴリにおいて昨年同様に、最も高いシェアを得ている。

ネットに関しては「ここでは購入しない」との回答が44.6%と過去最高を記録したが、基礎化粧品(24.7%)、メイクアップ化粧品(18.7%)、健康補助食品(17.0%)の3カテゴリでは昨年と同様に2位となっている。

購買チャネルの選択理由は、「価格が安い」、「店が近い」、「配達してくれる」といった低価格・利便性に加え、 「品ぞろえの豊富さ」、「商品の選びやすさ」などの取扱商品の種類と選択の多様性も挙げられている。

大半の商品カテゴリにおいて「2~3か月に1回」がネットでの購入頻度の中心となっているが、ペット用品や介護用品をはじめとするほとんどのカテゴリで「月1回」も増えており、日用品をネットで買う頻度は 増加傾向にある。

多くの商品カテゴリで1回あたりの購入金額が上昇する傾向が見られるほか、基礎化粧品とペット関連商品では1回あたりの購入金額が「5000円以上10000円未満」という回答が20%を超えている。

ノートPCが58.8%で昨年同様にトップだったが、男女別では、男性が前年比2.7%増で62.5%に対し、 女性は5.8%減で57.5%、特に20代・30代女性では50%を切っており、スマートフォンに次ぐ2位となっている。

20代から40代までのスマートフォンの使用が大幅に増えた一方、50代・60代は伸び悩み、全体で前年比10%増の32.1%がスマートフォンで買物をしている。
 なお、当報告書には、日用品を購入するWebサイトの利用傾向についても記載しております。

■インターネットは日用品流通をどう変えるか 2015
http://www.planet-van.co.jp/research/pdf/2015_report.pdf

■問合せ
プラネット
管理本部 経営企画部
TEL:03-5962-0811
keiei@planet-van.co.jp

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧