コンビニエンスストア/9月の既存店4カ月連続増収、客数は再び減少
2018年10月22日 10:55 / 月次
日本フランチャイズチェーン協会が発表した9月度のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高8373億5400万円(前年同月比3.5%増)、来店客数13億4328万人(2.6%減)、平均客単価623.4円(6.3%増)だった。
既存店売上高は4カ月連続のプラスで、客数は2カ月ぶりにマイナスとなった。平均客単価は42カ月連続で増加した。
全店ベースの売上高は9375億8200万円(5.2%増)、店舗数は5万5463店(0.8%増)、来店客数14億3641万人(0.5%減)、平均客単価652.7円(5.7%増)だった。
全店ベース売上高は67カ月連続のプラス、客数は11カ月ぶりのマイナス、平均客単価は15カ月連続のプラスとなった。
既存店ベースの商品別売上高は、日配食品0.3%減、加工食品0.2%減、非食品13.8%増、サービス7.6%減だった。
9月は秋雨前線の停滞や2度の台風の影響などにより、全国的に降水量がかなり多かったことなどから来店客数に影響を及ぼした。
しかし、10月のたばこ税増税に伴う駆け込み需要や、引き続き、カウンター商材、調理麺、惣菜・おでん・冷凍食品などの中食が好調に推移したことなどから、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。
調査対象は、セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソンの7社。
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