ショッピングセンター出退店/ファッション店舗減少、中国地方でSC増
2018年12月05日 12:50 / 店舗
リゾームのシンクタンクSCトレンド研究所は12月5日、同社製品の全国商業施設(以下:SC)・ショップ・ブランド出退店データベース「SC GATE」を活用した、2018年7月~9月のショッピングセンターでの出退店調査を発表した。
「SC GATE」は、全国SC・百貨店約4800施設22万ショップの出退店データベース。
ショッピングセンターでの出店と退店のバランスを示す指標「四半期SC出退店D.I.値」を、2018年7月~9月を対象期間として、業種別、SCタイプ別、SC所在地方別に算出した。
業種別では、データを作成している全11業種のうち、D.I.値がプラスとなった業種は、インテリア・寝具・家電サービス、アミューズメントの3業種で、その他の8業種はマイナスだった。
ファッション、ファッション雑貨の両業種は、D.I.値が5四半期連続でマイナスとなり、店舗数の減少が継続している。
一方、この四半期にプラスのD.I.値となったインテリア・寝具・家電、サービス、アミューズメントの3業種は、D.I.値がゼロの四半期はあるものの、マイナスの値となった四半期はなかった。
ただ、インテリア・寝具・家電はD.I.値が徐々に小さくなっており、増加傾向が弱くなっている。
SCタイプ別に見ると、「駅ビル」では時期によりテナント数の増加も減少も見られるが、その周りの「駅周辺・市街地」タイプでは、2017年7月以降、5期連続してテナント数が減少するという結果になった。
全体で14のSCタイプのうち、D.I.値がプラスとなったSCタイプは、小型駅ビルと大型駅ビルの2タイプのみだった。
5四半期での推移でみると、ショッピングセンターのリニューアルなどによる出店・退店があるため、D.I.値のプラスとマイナスが混在している。
しかし、駅周辺・市街地の施設については、小型・中型・大型のすべての規模について、5四半期連続してマイナスのD.I.値が続いている。
地方別では、中国地方のみがプラスになった以外は、すべての地方でマイナスのD.I.値となった。中国地方では3四半期連続した店舗数増加となっている。
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