ルミネ/JR有楽町駅に「ルミネストリート」おいしい寄り道を提供する8店舗オープン
2025年06月24日 15:04 / 店舗レポート
ルミネは6月25日、JR有楽町駅 銀座口外(東京都千代田区)に「LUMINE STREET(ルミネストリート)」をオープンする。24日メディア向け内覧会を開催した。
「ルミネストリート」のコンセプトは「いつもの道が、おいしい寄り道。」。既存のルミネ有楽町では提供しきれていない「食」のMDを充実させ、飲食・食物販8店舗をそろえている。
2011年の「ルミネ有楽町」オープン以来、有楽町駅の銀座口付近は、カフェや物販が点在。ルミネの強みを生かした、一体感のある商業施設づくりができないという課題があった。
今回、JR東日本と調整し、面積を約1.3倍の約633.9m2に拡大。各店舗を一体的に運営できるような環境を整備した。
ルミネの江藤弘子有楽町店長は「JR有楽町駅直結というアクセスのよい立地に、出勤前シングルオリジンコーヒーやベーカリーを楽しんだり、カジュアルな手土産、気分が上がる自分へのごほうびを購入できる店舗をそろえた。ルミネ有楽町は、自身にとっての価値と納得感を大切にしている大人のお客様をターゲットにしているが、このお客様に加えて、ルミネストリートは駅を毎日利用される近隣のオフィスワーカー、観光客など来街者も取り込みたい」と説明した。
店舗は、オーストラリア・シドニー発のスペシャルティコーヒー「Single O (シングル オー)」、こだわりの食材と雑貨を集めた「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」、ベーカリーカフェ「BOUL‘ANGE(ブール アンジュ)」、ラーメン「AFURI」が登場する。
スイーツは、スペイン・バルセロナ発祥のアートキャンディー専門店「PAPABUBBLE(パパブブレ)」がオープン。
いちごを使った焼き菓子専門店「ICHIGO NO WALTZ」、「京祇をん ににぎ」、「JACK IN THE DONUTS(ジャック イン ザ ドーナツ)」がエリア初出店する。
「AKOMEYA TOKYO」は、有楽町・銀座エリアに4年半ぶりの出店となる(ブランド全体では30店舗目)。こだわりの食品・雑貨を1500種類以上取り扱う。
柘野英樹ブランドマーケティング部長は「このエリアは創業の地であり、ブランドの魅力を発信していくうえでも、再出店したいと考えていた。また、オープンを記念して東京・三軒茶屋にあるスイーツ店『normaru bake(ノーマルベイク)』とコラボした『AKOMEYA TOKYO』のシンボル『福良雀』をモチーフにしたキャラメル風味のバターサンドを販売する」と述べた。
「ブール アンジュ」は7席のイートインを備えたベーカリーカフェ。クロワッサン生地を生かしたデニッシュ、食パンなどがそろう。
有楽町店限定商品として、レアチーズケーキ味の「クロワッサンコロネ」(税込み422円)、「ドーナツ」(411円)を用意している。
「ジャック イン ザ ドーナツ」は、テイクアウト専門業態で、31店舗目の出店。自家製ドーナツを1個100円台後半から楽しめる。
ハワイのマラサダにインスパイアされた「生マラサダ」(297円から)など世界各地のスイーツをイメージしたドーナツなど常時25種類以上そろう。
和スイーツの「京祇をん ににぎ」は、定番のどら焼きや水ようかんなどに加えて、色とりどりのフルーツ大福を販売する。
「ICHIGO NO WALTZ」は、福岡県産のあまおういちごを使用した見た目もかわいらしいスイーツを取りそろえている。
バターサンド、タルトなど常温保存のスイーツを多く用意し、手土産需要に対応する。
江藤店長は「リニューアルにより、高架下を明るく清潔感がある洗練された空間とした。有楽町の玄関口として、駅から街につながるにぎわいを創出し、出店ショップの皆様と一緒にお客様に喜びを与えられる。そんな存在になればと思っている」と意気込みを語った。
■LUMINE STREET(ルミネストリート)
開業日:2025年6月25日
営業時間:11時~21時※営業時間は店舗により異なる
場所:JR有楽町駅 銀座口外(東京都千代田区有楽町2)
面積:約633.9m2
店舗数:8店舗
取材・執筆 鹿野島智子
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