三井不動産/東京・綾瀬に「ららテラス北綾瀬」オープン、地域のデイリーニーズに対応
2025年06月24日 12:00 / 店舗レポート
三井不動産は6月24日、東京・綾瀬エリアに「三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬」をグランドオープンした。
東京メトロ千代田線「北綾瀬駅」の北改札からペデストリアンデッキ(歩行者専用高架通路)で直結。施設の正面の駅前交通広場には6月21日からバスの乗り入れも始まっており、電車だけでなくバスでのアクセスにも優れている。
三井不動産の執行役員で商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部副本部長兼リージョナル事業部長を務める肥田雅和氏は「通勤や通学前後に立ち寄りやすい」と特徴を説明する。
建物は1~4階の4フロアに51店舗が出店(地下1階は200台の駐車場)。「地域居住者のデイリーニーズに応じた店舗が集結。新たな北綾瀬エリアの魅力づくりに寄与する。幅広いジャンルをそろえた店舗ラインアップにより、暮らしをより豊かにするワンストップの買物を実現する」(肥田氏)と意気込む。
2階には綾瀬エリア初となる大型フードコートを構える。席数は約500席で、木とグリーンによる温かみのあるデザインを施した。
フードコートには全10店舗が出店。うち「横浜中華街 台湾美食店886食堂」「札幌味噌Fuji屋」「韓ポチャ」の3店舗が東京都初出店となる。「大阪焼肉 ふたごや」「松戸富田製麺」「山下本気うどん」は足立区初出店となる。
このほかに「大阪王将」「マクドナルド」「ミスタードーナツ」「サーティワンアイスクリーム」が出店する。
フードコートのオープンに合わせて「台湾美食店886食堂」は開業特典メニューとして「台湾牛肉麺 小籠包セット」(税込1250円 ※台湾ドリンク付き)を提供。また、北綾瀬限定メニューとして「札幌味噌Fuji屋」が「札幌海老味噌担々麺」(1190円)を、「松戸富田製麺」が「肉そば」(950円)をそれぞれ提供する。
フードコート内にはキッズスペースやファミリーゾーンを設置。子ども連れの家族でも利用しやすくなっている。
また、食事をしながら隙間時間での仕事や自習などの利用を想定し、コンセント席も設置している。
1階「デイリーマーケット」のフロアには、「サミットストア」が核テナントとして出店。2階「フード&セレクション」のフロアには、フードコートのほかに「ドゥサックス」(足立区初)や「アエナ」「無印良品」あどが出店。
さらに1~2階に、飲食・食物販店舗として7店舗が出店。そのうち「もりもり寿し」が23区初出店。「ゴンチャ」「カプリチョーザ」「わくわく広場」が足立区初出店となる。
それ以外では「スターバックス」「おかしのまちおか」が出店するほか、7月30日に「しゃぶ葉」もオープンする。
3階は「ライフスタイル」のフロアとなる。「GU」「ABC-MART」「Zoff」「西松屋」のほか、「ノジマ」や「くまざわ書店」なども出店している。「くまざわ書店」では足立区にゆかりのある作家の特設選書コーナーを設けている。
4階の「デイリーウエルネス」のフロアには「ダイソー」や「CAPSULE LAB」、クリニックなどに加えて、足立区の子育て支援施設「子育てサロン北綾瀬」が入る。0~3歳までの子どもと保護者が遊べる施設で、無料で利用できる。
■三井ショッピングパーク ららテラス北綾瀬
所在地:東京都足立区谷中4-8-1
敷地面積:約8700m2(約2630坪)
構造規模:鉄骨造地上4階、地下1階建
延床面積:約3万1800m2(約9600坪)
店舗面積:約1万6300m2(約4900坪)
店舗数:51店舗
駐車台数:約200台
駐輪場台数:約600台
交通:東京メトロ千代田線「北綾瀬」駅直結
営業時間:物販・サービス10時~21時/フードコート・レストラン11時~22時/スーパーマーケット9時30分~22時30分/カフェ8時~22時
取材・執筆 比木暁
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