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マクドナルドHD/12月期は売上高19.6%増、営業利益69億円、店舗収益改善

2017年02月09日 16:16 / 決算

日本マクドナルドホールディングスが2月9日に発表した2016年12月期決算は、売上高2266億4600万円(前年同期比19.6%増)、営業利益69億3000万円(前期は234億4000万円の営業損失)、経常利益66億1400万円(258億9800万円の経常損失)、当期利益53億6600万円(349億円5100万円の当期損失)となった。

売上高の増加や店舗収益性の改善により利益が大幅に増えた。

お客を第一に考え、お客の目に見える変化を提供することに注力し、メニュー、バリュー、お客とのつながりを強化するためのさまざまな活動を実施した。

ハンバーガーレストランとしてのおいしさへの熱い想いとこだわり、そしてお客のバーガー愛を表現した「BurgerLove」の新コンセプトを立ち上げ、魅力的な商品の開発と、お客とのコミュニケーションを展開した。

2月には、日本マクドナルド史上初めて新商品の名前を公募し決定した「北のいいとこ牛(ぎゅ)っとバーガー」、おいしさの星の数とコメントをTwitterで投稿できる「クラブハウスバーガー」などお客も参加できるキャンペーンを展開した。

2015年10月に販売を開始した、100円のデザート・ドリンク、150円のサイドメニュー、200円のバーガーメニューをお客の予算とニーズに合わせて楽しめる「おてごろマック」を継続した。

2016年9月からお客の予算とニーズにさらに対応するため、平日のランチタイム限定で人気の定番メニューのセットをお得に提供する「バリューランチ」を開始し好評だった。

最高の店舗体験と目に見える変化を一人でも多くのお客に感じてもらうために、2018年度末までに90%以上の店舗をモダン化する計画を進め、既存店舗の改装にリソースを優先的に振り向けた。

フードコートやモールにある店舗を含めて555店の改装と4店のリビルドを実施した。注文と受け渡し場所を分け、お客へのサービスを強化するデュアルポイントサービスは、575店へ導入した。

2017年度は、ビジネスを「回復」から「強化」の段階に移行し、これまで取り組んできた様々な活動を継続・強化しつつ、持続的な成長のために「おいしさの向上」「利便性の向上」「ピープル」に積極的な投資を行うことで、お客の店舗体験の更なる向上を目指す。

業績予想は、全店売上高4580億円(4.4%増)、売上高236,5億円(4.3%増)、営業利益90億円(29.9%増)、経常利益85億円(28.5%増)、当期純利益85億円(58.4%増)を見込んでいる。

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