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プラネット/8~4月は増収増益

2017年05月29日 12:00 / 決算

プラネットが5月29日に発表した2017年7月期第3四半期決算は、売上高22億200万円(前年同期比2.2%増)、営業利益5億3700万円(8.4%増)、経常利益5億5100万円(10.7%増)、当期利益3億7000万円(18.7%増)となった。

EDI事業は、メーカー・卸売業間の「基幹EDI」サービスのさらなる普及活動に加えて、業界のオンライン取引の一層の推進を図るべく、主に中小メーカー・大手卸売業間の、WEB受注-仕入通信サービス「MITEOS(ミテオス)」の導入推進活動を継続した。

これらの活動は、新規利用メーカー社数の増加とユーザー卸売業の業務効率化を支援するとともに、業界における取引業務のオンライン化比率が高まることで、業界流通全体としての機能強化に繋がる取組み。

卸売業の販売実績をメーカーに通知する「販売データ」の利用拡大や、「販売データ」を簡易に利できる「販売レポートサービス」の導入推進にも注力した。

データベース事業では、小売業の店舗や、卸売業の支店・物流センターなどを示す「標準取引先コード」を蓄積した「取引先データベース」に追加された小売店舗の「立地条件」と「店舗情報」のデータを増やすための調査とデータ登録を継続した。

「商品データベース」の登録推進のため、日用品・化粧品、ペットフード・ペット用品、OTC医薬品などのナショナルブランドの新製品を掲載する「新製品カタログ」の発行準備を進め、新商品情報の収集に努めた。

今後もインバウンド消費の増加が予想されるため、「商品データベース」の多言語対応に関する調査・研究に力を入れるなど、各データベースサービスの付加価値向上のための取組みを継続した。

通期は、売上高29億9000万円、営業利益7億1000万円、経常利益7億2000万円、当期利益4億6500万円の見通し。

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