モノタロウ/12月期、新設物流センター稼働などで増収増益
2024年02月05日 11:35 / 決算
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MonotaRO(モノタロウ)が2月2日に発表した2023年12月期決算によると、売上高2542億8600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益313億900万円(19.4%増)、経常利益315億3800万円(19.5%増)、親会社に帰属する当期利益218億1300万円(16.9%増)となった。
検索エンジンへのインターネット広告の出稿とウェブサイトを検索エンジンにおいて上位に現すための検索エンジン最適化(SEO)の取組みを主軸とした新規顧客の獲得や、顧客ごとに掲載商品を最適化したeメールや郵送チラシによるダイレクトメール、日替わりでの特価販売等による販促活動を積極的に展開した。また、テレビCMを放映し更なる認知度の向上に努めた。
さらに、顧客基盤の拡大に伴い増加する様々な需要に対応すべく、連結会計年度末時点ではウェブサイト上の取扱商品としては約2200万点、当日出荷を可能とする在庫商品点数としては約55万9000点を取り揃えた。
一方、大企業顧客を対象とした相手先購買管理システムとのシステム連携を通じた間接資材の販売に関しても、顧客数、売上共に順調に拡大した。加えて、物流における出荷能力・保管能力の強化のため、昨年4月に稼働を開始した「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡)の設備拡張(第2期工事)を4月に実施した。
これらの施策により、連結会計年度中に110万27口座の新規顧客を獲得し、連結会計期間末現在の登録会員数は910万6521口座となった。加えて、韓国子会社であるNAVIMRO Co., Ltd.は、インターネット広告の出稿を中心に積極的な顧客獲得活動を推進して顧客基盤を拡大させるとともに、取扱商品と在庫商品の拡充を進めた。
次期は、売上高2865億7000万円(12.7%増)、営業利益358億2000万円(14.4%増)、経常利益358億3500万円(13.6%増)、親会社に帰属する当期利益250億9600万円(15.1%増)を見込んでいる。
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