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丸大食品/4~12月期は売上高1.9%増、営業益32.3%減

2013年02月06日 / 決算

丸大食品は2月6日、2013年3月期第3四半期(4~12月)決算を発表した。売上高は1616億6200万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は44億5900万円(32.3%減)、経常利益は44億4200万円(33.4%減)、純利益は26億8200万円(51.5%減)となった。

加工食品事業の売上高は横ばい。ハム・ソーセージ部門は、「燻製屋熟成ウインナー」などの主力商品の売上拡大を図ったが、競合他社との販売競争激化などにより、減収となった。

調理・加工食品部門は、レトルトカレー商品などが苦戦したが、韓国風チゲ「スンドゥブシリーズ」が売上を伸ばしたほか、「チキンドリアソース」などの新商品を積極的に投入したことなどにより、増収となった。

食肉事業は増収。牛肉については、消費者の低価格志向を背景とした価格競争激化など厳しい環境が続くが、国産牛肉は震災以降のセシウム問題から緩やかな回復傾向となった。米国産牛肉の拡販に積極的に取り組んだことにより、売上高は堅調に推移。

豚肉については、輸入豚肉の売上拡大に努めたものの、国産豚肉の相場低迷から厳しい状況が続いた。

通期予想は据え置いた。売上高を2100億円(前期比2.9%増)、営業利益を44億5000万円(24.7%減)、経常利益を46億円(24.9%減)、純利益を21億円(46.6%減)と予想している。

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