味の素／ブラジルで風味調味料の工場拡張、南米で事業拡大
2013年08月19日 ／ 経営
味の素は8月19日、ブラジルの連結子会社「ブラジル味の素」が、同国トップブランドの風味調味料であるテンペロ「サゾン」の既存工場を大幅拡張し、8月に本格稼働したと発表した。
＜ブラジル味の素 リメイラ工場＞
これにより、約40％の増産が見込め、今後も拡大が予想される需要に対応することが可能になったという。
ブラジルに加え、アルゼンチンやチリなどの南米諸国において、さらなる事業の拡大を図るとしている。
ブラジル味の素は、2012年に4700万ブラジルレアル（約20億円）を投じ、生産設備の増強を図っていた。
＜テンペロ「サゾン」 牛肉料理用＞
■テンペロ「サゾン」生産設備増強の概要
生産工場：リメイラ工場（ブラジル連邦共和国サンパウロ州）
設備投資内容：建屋増築、包装設備、混合設備、自動計量設備、空気輸送機および主原料用サイロ等の導入
敷地面積：土地 4800㎡、建屋 3000㎡（2階建て）
