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JCB/国内でデビットカード事業に参入

2013年10月10日 / トピックス経営

JCBは10月10日、国内でデビットカード事業に参入すると発表した。

千葉銀行と提携に合意した上で、今後、2014年秋を目処に、全世界のJCB加盟店で利用可能なデビットカードを展開する予定だ。

JCBが金融機関を対象に提供を開始するデビットカードサービスは、国内外のJCB加盟店で各行のデビットカードが利用できる環境を提供するほか、各行の要望に応じて、入会・発券、利用情報照会、銀行システムへの中継などの業務処理や、ポイントスキーム、コールセンターなどをJCBが受託することにより、銀行のデビットカード発行に伴う業務・システムの負荷を軽減するもの。

従来のクレジットカードに加えデビットカードも一括で受託することにより、クレジットカードで展開している各金融機関の独自サービスを、デビットカード会員にも同様に提供できる。

デビットカードは、経済発展の程度やインフラ面などの理由から、与信や審査を前提とするクレジットカードが一般的となっていない経済新興国・地域のほか、日本・韓国のようにクレジットカード決済の成熟市場である経済発展国・地域でも、決済ニーズの多様化などにより新たな支払い方法の選択肢として広がっているという。

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