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キリンビール／タイで「一番搾り」を本格展開

2013年11月21日 ／ 経営

キリンビールは11月21日、タイで「キリン一番搾り（KIRIN ICHIBAN）」の本格展開を始めたと発表した。10月下旬から順次出荷を始め、11月14日から展開を本格化させた。販売するのは、330ミリリットル瓶と600ミリリットル瓶の2種類。

フィリピンのビール大手、サンミゲルビールのグループ会社が持つタイ工場で製造する。販売は、このグループ会社のタイ現地法人が行う。

キリンの持株会社であるキリンホールディングスは、サンミゲルビール株式の48％を保有している。

近年の経済成長に伴い、タイのビール市場は、東南アジアではベトナムに次ぐ規模に拡大しているという。2012年は前年比およそ6％増の約1億6000万ケース（203万KL/大びん換算）に成長した。

さらに、首都バンコクを中心に日系の飲食店がおよそ1000店営業するなど、東南アジアで最大規模を誇るとされ、こうした飲食店からの需要も見込める。

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