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近鉄百貨店/3~11月の売上高1.1%増、営業損失1億3800万円

2014年01月14日 / 決算

近鉄百貨店が1月14日に発表した2014年2月期第3四半期決算は、売上高1977億6500万円(前年同期比1.1%増)、営業損失1億3800万円(前期は9億600万円の営業利益)、経常損失5億9900万円(3億2900万円の経常利益)、当期損失13億400万円(5億4600万円の当期利益)となった。

百貨店業の売上高は1831億6200万円(1.9%増)となったが、あべのハルカス近鉄本店開業に伴う初期費用の増加もあり、4億5500万円の営業損失(前期は4億1100万円の営業利益)となった。

あべのハルカス近鉄本店を一部先行開業した。より広域から幅広い年齢層のお客が来店したため、昨年6月のタワー館開業日から第3四半期までの本店の来店客数は、69.8%増となった。

しかし、3月のグランドオープンに向けた改装工事に伴い、各階の仮設店舗やエスカレーター・エレベーターの部分稼動等でお客の買回りに想定以上の不便をかけたこともあり、本店の売上高は目標を下回る18.3%増(賃貸テナントの売上高を勘案した取扱高ベースの売上高では29.8%の増加)にとどまった。

通期は、売上高2830億円、営業利益40億円、経常利益30億円、当期利益19億円の見通し。

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