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近鉄百貨店/3~8月は売上高1.1%増、営業利益59.8%減

2013年10月08日 / 決算

近鉄百貨店が10月8日に発表した2014年2月期第2四半期決算は、売上高1338億4500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益3億9500万円(59.8%減)、経常利益1億7100万円(69.6%減)、当期損失11億1200万円(前期は7億3700万円の当期利益)となった。

百貨店事業の売上高は1234億7300万円(1.6%増)となったが、、あべのハルカス近鉄本店タワー館の開業に伴う初期費用の増加もあり、営業利益は1億4800万円(75.7%減)となった。

「あべのハルカス近鉄本店タワー館」をオープンし、より広域から幅広い年齢の来店があり、開業から第2四半期連結会計期間末までの本店の来店客数は89.3%増となった。

しかし、来春の全館グランドオープンに向けた、既存の阿倍野店「あべのハルカス近鉄本店ウイング館」の全館改装工事に伴い、ウイング館の仮設店舗やエスカレーター・エレベーターの部分稼動などで、買回りに想定以上の不便もあり、売上高は目標を下回る22.9%の増加(賃貸テナントの売上高を取り込んだ取扱高ベースでは35.1%の増加)に止まった。

奈良店、四日市店など地域中核店の大規模改装を実施するとともに、専門店ビル事業の強化を図るため、HOOPや近鉄パッセ(名古屋店)に人気のブランドを集積し、さらなる魅力向上に努めた。

通期は、売上高2830億円、営業利益40億円、経常利益30億円、当期利益19億円の見通し。

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