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伊藤忠商事とフジ・メディア・ホールディングスは7月14日、タイの最大手TV通販事業者であるTV Direct Public Company Limited(TVD)の株式を取得し、資本・業務提携したと発表した。
フジ・メディア・ホールディングスと伊藤忠商事は、それぞれTVD株式総数の2.43%ずつ(合計4.86%)を保有する。
既に、両社傘下のアジア向けビジネス企画会社であるエフ・アイ・メディア企画(FIM)のTV通販プロジェクト「ASIA SHOPPING KING」などを通じ、TVDとは良好な関係を築いており、TVDの事業戦略や将来性について高く評価していた。
TVDは、16カテゴリ2,000種以上の取扱商品を展開、顧客数は260万人の業界最大手。現在は、インフォマーシャルや専門チャンネルを通じたTV通販のほか、カタログ通販やEC、店舗販売の事業も展開しており、業界最大手として顧客向けのサービス拡充を進めている。
FIMとTVDは、タイにおける地上デジタル放送開始や外資参入が進むTV通販、EC市場の競争激化を背景に商品の差別化や他国展開の必要性など、事業の更なる飛躍に向けて資本・業務提携の検討を進めていた。
提携により、TVDを通じた日本商品のタイ向け販売を皮切りにTVDとの協業検討を進める。TVDのタイにおけるブランド力、メディア力、顧客基盤とマーケティング力を活用し、フジ・メディア・ホールディングス傘下の通販事業会社である「ディノス・セシール」によるタイ向けECサイトを展開する予定だ。
タイの若者向け最新ライフスタイル提案サイトを新設し、「フジテレビジョン」を始めとするフジ・メディア・ホールディングスのグループ各社のコンテンツ力を生かし、日本で話題のエンタテインメントや人気アイテムを紹介・販売することも検討する。
伊藤忠グループの海外拠点ネットワークの活用や、TVDに対して海外展開をする上でのノウハウ提供など、今後双方にメリットのある分野での協業を拡大するという。