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伊藤忠商事/ベトナムKOWIL社との戦略的資本・業務提携

2015年07月16日 / トピックス店舗海外経営

伊藤忠商事は7月16日、子会社であるITOCHU Textile Prominent(ASIA)を通じ、ベトナム大手アパレル企業KOWIL社の株式を取得し、同社と戦略的資本・業務提携をしたと発表した。

<KOWIL社の自社ブランド店舗>
KOWIL社の自社ブランド店舗

KOWIL社は、2004年に設立されたベトナム有数のアパレル卸・小売企業。創業者であり会長のファンディンドアン氏のリーダーシップのもと、メンズの「OWEN(オーウェン)」、レディースの「WINNY(ウィニー)」、「Wonnerful(ワナフル)」等の自社ブランドを展開するほか、現在ではベトナム国内に直営を含む200店舗を超える販売網を保有している。

伊藤忠商事とKOWIL社は、2011年にアパレルODM(Original Design Manufacturing)関連取引を開始して以来、良好な関係を築いてきた。

所得水準の向上を背景に消費市場としても注目されるベトナムにおいて、強固な販売網を有するKOWIL社とのパートナーシップを強化することにより、様々なシナジー効果が期待されることから、提携の合意に至った。

提携を通じ、KOWIL社のベトナム国内における豊富な経験とネットワークを活用しながら、同社とのアパレルODM取引の拡大、ベトナム市場における内販事業の展開を加速する。

KOWIL社もベトナムとASEAN地域での小売事業の拡大を目指しており、伊藤忠商事のグローバル企業としての経営管理手法やアジア地域における販売ネットワーク等の活用により、KOWIL社の更なる企業価値向上とシナジー創出を目指す。

■KOWIL社
http://kowil.vn/

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