JT/電気加熱型たばこの特許など取得
2015年02月17日 / 経営
JT(日本たばこ産業)は2月17日、海外たばこ事業において製造販売を統括する子会社「ジャパン・タバコ・インターナショナル(JTI)」(スイス・ジュネーブ)が、電気加熱型たばこ製品に関する特許権と商標権を「プルーム」(カリフォルニア州サンフランシスコ)から取得したと発表した。JTIが16日付で発表した内容を伝えた。
JTIが取得したのは、プルームが保有する、たばこベイパー製品に関する特許権と商標権。たばこ葉がつまった「たばこポッド」を電気加熱型たばこ用具「プルーム」を用いて電気で加熱することで、たばこの味と香りを楽しむという新しいたばこ製品だ。ベイパーとは、たばこ葉由来の成分が含まれた霧状のものを指す。
今回の買収を経て、JTIは、たばこベイパー製品分野の取り組みを強化し、次世代たばこ製品のポートフォリオ拡充を目指す。