NECほか/量販店向けセルフチェックアウトシステム、ヨークベニマルに納入
2008年12月04日 / IT・システム
日本電気、NECインフロンティアの両社は12月4日、総合スーパーやホームセンターなどの量販店向けセルフチェックアウトシステムを開発、発売したと発表した。
今回開発したのは、量販店向けソリューション「DCMSTORE」のセルフPOS領域での追加ラインナップで、現金のほか多様な支払い形態に対応できるものとなっている。今後は量販店を中心に、3年間で500システム(2000台)の販売を目指す。
今回開発した新システムは、顧客が自分で行う商品スキャニングから決済、袋詰めまでを行うセルフPOSを狙ったもの。現金のほかクレジットカード、電子マネー決済にも対応しており、日本NCR 製セルフレジをもとに構築されている。
開発に際し、1号システムを実証試験的な意味合いもこめてスーパーマーケット大手のヨークベニマル片平店に納入。11月5日より稼動し、順調に稼働しているという。これに続きイトーヨーカ堂、ヨークマートの店舗でも新システムのテストを予定しており、十分に検証しながら同システムの導入を推進する。