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日本HP/店舗POS端末に最適化したPC2機種

2010年08月05日 / IT・システム

日本ヒューレット・パッカードは8月5日、店舗のPOS端末に最適化したPC新製品2機種を発表した。

コンパクトなデスクトップ型モデルと、15インチタッチスクリーンモニターと磁気カードリーダーを一体化したオールインワンモデル。

店舗で販売する商品の情報をリアルタイムに記録・集計するPOSシステムは、全世界で約90%がWindowsベースのOSを採用している。POSに使用されるハードウェアも、従来の高価なPOS専用機から比較的求めやすいWindowsPCへの移行が進み、業界標準のOPOS仕様に準拠した周辺機器やソフトウェアとWindowsPCを組み合わせる柔軟な構成が可能になってきた。

HPは米国において2003年からWindowsベースのPOS端末を発売し、2007年には専門の組織を設立してビジネスを進めてきた。すでに米国最大のビデオゲームフランチャイズ店「PlayNTrade」はじめ、多くの導入実績がある。

日本国内でビジネスを進めるにあたり、POSのソリューションで実績を持つシャープシステムプロダクトと協業する。同社は自社システムの強化と同時に、製品単体だけでなくバーコードリーダーやレシートプリンタなどの周辺機器、システム構築や保守・サポート、顧客ニーズの多様化にあわせた海外展開のサポートまでを含めたPOSトータルソリューションを提供していく。

ソフトウェアはヴィンキュラムジャパンのPOSアプリケーションソフトウェア「ANY-CUBECore」が動作確認済み。POS端末単体での動作確認。

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