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NEC/関西の焼肉レストランチェーンにデジタルサイネージ納入

2010年08月05日 / トピックス

関西地区を中心に焼肉レストランを展開するワン・ダイニングは8月5日、NECと共同で全店舗(70店)にデジタルサイネージシステムを導入し、4月からシステムの稼動を開始したと発表した。

外食産業において、デジタルサイネージシステムの全店展開は先進的な試み。

NECのデジタルサイネージソリューション「PanelDirector」(パネルディレクター)を採用し、大型ディスプレイを各店に1台ずつ設置(全店合計70台)して、本社サーバーからネットワーク経由で提供される情報を各ディスプレイに表示する。

従来の店舗ポスターやホームページ等では伝えきれなかった食材へのこだわりや、品質・衛生管理状況、調理の様子などの情報を効果的に配信し、顧客の理解と信頼を深めてもらうのが狙いだ。

同時に、全従業員への企業理念浸透を目的としたスピリッツ映像、接客マナーや調理方法などの教育コンテンツを本社サーバーから配信し、開店前などに従業員がディスプテレイを見ながらノウハウの共有も行う。従業員教育を全店で差異なく効率的に実現し、サービスの向上を図る。

ワン・ダイニングは同システムを、電子予約システムやPOSシステムなどと連携していく。

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