プレナス/東京・茅場町にラーメン店「カヤバ総本店」7/15オープン
2025年07月04日 17:09 / 店舗
プレナスは7月15日、東京・茅場町に、全て店内で手作りするラーメン店「KAYAVA.(カヤバ)総本店」(東京都中央区)をオープンする。
日本橋弥生ビルディング1階に出店。同じフロアには、プレナスブランドの旗艦店として「ほっともっと」、「やよい軒」も出店している。
カヤバのラーメンは、全て店内で手作りしているという。スープは、国産地鶏の丸鶏やガラ等の厳選素材をじっくり店舗で炊き上げて旨味を引き出している。麺は、国産小麦を使用し自家製麺で、スープとの相性を突き詰めた。
店舗は、洗練された雰囲気に合わせながら日本の伝統的な要素を取り入れた外観と、特別なひとときを楽しめる店内空間をデザインしている。
カヤバは、米国・ボストンで「Best of Boston」を受賞した「Tsurumen Davis」を運営する大西 益央氏が監修。1号店「カヤバ・フリーモント」は、2024年10月に米国・シアトルにオープン。2025年7月には、米国2号店「カヤバ・ベルタウン」の出店を予定している。
シアトルは、ロサンゼルスやニューヨークに比べてラーメン店が少ない一方で、新しい味に挑戦することに積極的なフードシーンを持つ。ここを起点とし、新たなラーメン文化の波を起こし、米国全土への展開を見据えているという。
プレナスは、海外での事業展開を重要な成長戦略のひとつと位置付けている。現在、日本でのカヤバの拡大は予定していないが、米国での店舗拡大を見据えるにあたり、品質やオペレーション等を検証すべく、茅場町に旗艦店「カヤバ総本店」をオープンした。
なお、ブランド名は、江戸時代末期の都市計画によって生まれた「茅場町」の地名に由来する。江戸の「こうしたい」という都市計画の実現により、人々が行きかう街に変貌を遂げた茅場町をヒントに、「カヤバ」を「どうなるか」ではなく「どうしたい」という能動的な言葉と解釈し、ブランド名にした。
カヤバのコンセプトは「Addicting & Less is more.」。日本の伝統性とモダンさを融合させた特別な雰囲気の店内と、一度食べると忘れられない、くせになるラーメンを表現した「Addicting」、余計な味を加えるのではなく、見込んだ食材を極限まで磨き上げる「Less is more.」という2つの言葉をコンセプトに、最高のラーメンを追求する。
主なメニューは、「鶏白湯ラーメン」(醤油・塩税込1000円)、「清湯塩ラーメン」(1180円)、「中華そば」(880円)。厳選した素材を使用した。
「白湯(パイタン)スープ」と「清湯(チンタン)スープ」は徳島県産の地鶏である「阿波尾鶏」をふんだんに使い、芳醇な旨みのあるスープを炊き出す。麺は、しなやかなコシと風味が特長の福岡産小麦「ラー麦」を用いており、店内でスープに合わせた麺線で切り出すという。
■KAYAVA.総本店
所在地:東京都中央区茅場町1-7-1 日本橋弥生ビルディング1階
営業時間:平日11時~22時、土曜日11時~21時30分※15時~17時クローズ
休日:日曜日・祝日
席数:15席
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