アークス 決算/3~5月増収増益、既存店好調で売上高は過去最高

2025年07月04日 16:27 / 決算

アークスが7月4日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上高1542億9400万円(前年同期比3.7%増)、営業利益38億7400万円(0.1%増)、経常利益42億3300万円(0.7%減)、親会社に帰属する当期利益27億9800万円(5.1%増)となった。

アークスのロゴマーク

売上高は過去最高となった。

物価高による節約志向によって一点単価が5.4%増加、既存店客数が3カ月連続で前年を上回った結果、既存店売上高は3.4%増だった。

人件費やカード手数料の増加などにより販管費額は347億3700万円(3.9%増)となったが、売上高の増収効果もあり営業利益は増益を確保した。

営業外損益の減少により経常利益は減益。一方で、法人税などの減少により純利益は増益だった。

店舗展開は、従来から強化してきたスーパーアークスへの業態変更を、ラルズの「(旧)ビッグハウスサウス」、ベルジョイスの「(旧)ビッグハウス八乙女店」「(旧)ジョイス龍ケ馬場店」の3店舗で実施。

また、ユニバース1店舗、ベルジョイス1店舗を改装し、業態変更を含め計5店舗の改装を行った。

一方で、ベルジョイスの「ロッキー村崎野店」を閉店。これにより、グループ総店舗数は374店舗となった。

通期の店舗投資計画は、新規出店1店舗、店舗改装は上記の5店舗を含め22店舗を予定している。

通期は、売上高6230億円(2.4%増)、営業利益164億円(2.9%増)、経常利益180億円(2.6%増)、親会社に帰属する当期利益112億円(1.2%増)を見込んでいる。

アークス 決算/2月期営業利益5.3%減、エネルギーコスト・人件費上昇などで

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