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ABCマート／3月～5月は積極出店で売上高8.7％増

2011年07月06日 ／ 決算

エービーシー・マートが7月6日に発表した2012年2月期第1四半期決算によると、売上高358億7500万円（8.7％増）、営業利益74億1900万円（0.5％減）、経常利益72億3000万円（0.9％増）、当期利益35億9000万円（3.2％減）となった。
部門別では、スポーツは、健康志向を背景にさまざまなコンセプトに基づいた機能性商品を、テレビCMや新聞広告などの販促を絡めて前面に打ち出し、プロパー価格での販売を戦略的に進めた。
レザーカジュアルは、ファッショントレンドに沿った自社商品のメンズシューズを中心に、リーズナブルな価格設定にすることで、節約志向の消費者に対し、トレンドへの訴求と消費の喚起に成功した。
レディースは、引き続きトレンド色を意識したリーズナブルな価格帯の商品展開を継続し、依然として幅広い年齢層の女性客をターゲットに好調を維持した。
カテゴリー問わず、震災や節電対策により、「歩きやすい靴」全般に対する需要が高まった。今夏快適に過ごすためのスーパークールビズに対応したクール系商品や梅雨の長期化に備えた防水シューズなど、実需要に対しいち早く商品手配を行うことができ、販促活動も含め臨機応変に対応した。
既存商業施設のリニューアルに伴う出店要請が増えていることやロードサイド店舗の出店強化などを背景に、年間74店の出店計画に対し39店の出店を行い、期末の国内店舗数は613店（閉店なし）となった。
通期は売上高1406億円（10.4％増）、営業利益283億円（5.4％増）、経常利益282億2000万円（5.7％増）、当期利益155億円（15.6％減）の見通し。

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