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ギフト市場/2011年度は2.1%増の17兆400億円

2013年01月10日 / 商品経営

矢野経済研究所は1月9日、ギフト市場に関する調査結果2012を発表した。

調査によると、2011年度のギフト市場規模は小売金額ベースで前年度比2.1%増の17兆400億円だった。

一般消費者の根強い低価格志向は残りつつも価格よりも品質を重視する流れに戻りつつあるなか、個人需要を中心に中元・歳暮市場が牽引したことで、ギフト市場全体はプラス成長となった。

2011年度の中元・歳暮市場規模は小売金額ベースで前年度比2.6%増の5兆8500億円だった。昨今、中元・歳暮は儀礼的進物というよりむしろ気軽なプレゼントになりつつある。

ギフト商品を扱う小売各社はこうした流れを受けて中元・歳暮を「夏ギフト・冬ギフト」としたことが奏効し、個人を中心に中元・歳暮需要が活発化した結果、前年度比プラスで推移したという。

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