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千趣会/12月期は売上高6.2%増、営業利益32.1%減

2013年02月07日 / 決算

千趣会が2月7日に発表した2012年12月期決算は、売上高1457億5000万円(前年同期比6.2%増)、営業利益21億900万円(32.1%減)、経常利益27億6500万円(14.5%減)、当期利益20億2900万円(28.2%増)となった。

通信販売業界では、スマートフォンやタブレットを含めたさらなるネット消費の伸張などもあり、売上高は年々増加し続けているが、他業種からの参入などもあり競争がますます激しくなった。

利益面では、在庫増加に伴うバーゲン販売や在庫処分販売の増加による売上原価率の上昇と販売費・一般管理費の全般的な増加により減益となった。

カタログ事業と頒布会事業を合わせた通信販売事業の売上高は、1304億5600万円(5.7%増)、営業利益9億9400万円(54.4%減)となった。

売上高は増加したが、在庫確保による販売機会ロスの減少を最優先した結果、在庫増加によるバーゲン売上や在庫処分売上の増加により売上原価率が上昇した。

出荷件数増加による物流関連費の増加、媒体の再編によるカタログ関連費の増加、システム投資による減価償却費の増加もあり、営業利益は減益となった。

来期は、売上高1530億円、営業利益47億円、経常利益50億円、当期利益37億円の見通し。

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