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セイコーインスツル/一斉書き換え可能な電子棚札システムを開発

2009年02月04日 / IT・システム

セイコーインスツルは2月4日、流通小売店舗向けに電子棚札端末EL-2110、EL-2120と、無線中継機EL-1110、電子棚札管理ソフトウェアで構成する電子棚札システムを東芝テックの協力を得て開発したと発表した。

電子棚札端末の表示部にBiNem技術を利用したメモリ性液晶を採用、一度画面表示をした後は通電を遮断しても表示が保持される。また斜めからでも見ることができ、商品情報や各種画像、バーコードなどの情報も表示可能だという。
 
このほか、独自開発の省電力無線通信システムで、数万台規模の電子棚札端末が制御できる。EL-2110、EL-2120はリチウムコイン電池1個で5年間の表示が可能。

電子棚札管理ソフトウェアはPOSなどの上位機との接続機能、表示データ作成機能、システムの状態監視機能などを持ち、上位機からの価格情報などを受信すると、任意の表示データを生成し、特定の電子棚札端末へ表示データを送信する。また電子棚札端末や無線中継機などの状態監視も行う。

問い合わせ
セイコーインスツル
データサービスシステム事業部 
事業開発室 
担当:岡部
TEL.043-211-1488

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