エステール、あずみ／合併、製造と小売を一体化へ

2009年05月18日／経営

エステールとあずみは5月18日、ことし10月1日にエステールを存続会社、あずみを消滅会社として吸収合併する。

宝飾品小売の上場会社で小売売上高4位のあずみと5位のエステールは、小売売上高トップの企業グループという地位を確立することで企業競争力を強化し、両社の企業価値の向上を図ることを目的として、2007年に、エステールはあずみ株式の公開買付けを実施し、連結子会社化した。

現在、エステールは、エステールの製販一体の強みとあずみの小売ノウハウのシナジーの最大化と、
宝飾品小売業界における店舗数・売上高のNo.1の地位の確立を目指している。

しかし、店舗数は400店舗を超え、売上高は業界トップの水準だが、収益力は業界トップ水準に大きく及ばず、これまで以上のスピードであずみの強い販売力を十分に活かした製販一貫体制への再構築を進め、企画から製造販売に至るまでの全工程において効率的かつ効果的な事業モデルを構築していく狙い。

厳しい経営環境を乗り切り、真の業界トップのリーダー企業となるには、エステールとあずみが合併し、製造と小売が一体となった強力なSPA（企画製造小売）としての事業展開を行い、収益力向上と財務力強化をより推進していくことが得策と判断したもの。

合併後の状況
商号：AS-MEエステール（株）
主な事業内容：指輪、ネックレス、ピアス、イヤリング、アクセサリー等の製造及び販売
本店所在地：東京都新宿区住吉町8-12
代表者：代表取締役社長丸山雅史
資本金：15億7184万円

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