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キタムラ/営業損失2億8600万円、当期利益96.2%減

2010年05月11日 / 決算

キタムラが5月11日に発表した2010年3月期業績によると、売上高は1408億7900万円(前年同期比8.5%減)、営業損失2億8600万円(前期は12億1100万円の営業利益)、経常利益10億4400万円(51.7%減)、当期利益3400万円(96.2%減)となった。

減収の主な要因は、映像機器部門では主力のデジタルカメラ、デジタル一眼レフカメラの販売額の下落によって前年より74億4500万円減少、プリント部門でフィルムプリントの減少を主力のデジカメプリントやフォトブックでカバーできず、前年より20億9000万円の減少によるもの。

販売費・一般管理費は前年よりも18億2700万円減少。グループ組織の再編によるスリム化、継続的な経費の見直しなどを推進したことにより、給料・手当を9億8800万円、販売促進費2億200万円、賃借料6億9300万円、荷造運送費1億100万円などを削減したため。

特別損益の部は、前年より9億6800万円損失が減少した。主な減少要因は、固定資産除却損1億8400万円、減損損失3億8900万円、関係会社の事業構造改善費用1億4200万円、投資有価証券評価損1億4700万円の減少によるもの。

来期の業績は、売上高1480億円、営業利益11億6200万円、経常利益21億5000万円、当期利益8億円の見通し。

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