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米小売業のコンテナ貨物/17カ月連続減

2009年01月26日 / 海外

全米小売業協会(NRF)が発表した「港湾トラッカー・レポート」によると、米国主要港の12月の小売業コンテナ貨物取扱量が、17カ月連続の前年同月比減になる見通しとなった。これにより、2008年の取扱量は04年以来最低水準になることが確実となった。

08年に主要港で取り扱った小売業のコンテナ貨物は、前年の1650万TEUから7.1%減の1530万TEUとなる見込み。これは、1400万TEUだった04年以来、最も低い数字。

NRF幹部は「08年の水準が低かったのは、単に小売業が景気後退の打撃を受けたからだ。小売業の売上高が通常の状態に戻るまで、貨物量の上昇は見込めず、小売業者は過剰在庫に注意を払わねばならないだろう」

米国主要港の11月の小売コンテナ取扱量(確定値)は前年同月比11.8%減の123万TEUで、08年の最高だった10月の137万TEUよりも10.3%減った。12月の予測値は前年同月比6.4%減の120万TEU。(翻訳)

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