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築地銀だこ/タコの調達でモーリタニアに合弁会社

2015年07月21日 / 海外

ホットランドは7月21日、西アフリカ モーリタニア・イスラーム共和国のMAURINVEST社(MAUR社)との間で、合弁会社を設立すると発表した。

主力業態「築地銀だこ」の主原料たこの調達において、安定的で低リスクな供給体制の強化を進める一環。

8月にHOTLAMD MARUINVEST SEAFOOD INDUSTRY S.Aを設立する。資本金は100万USドルで、出資比率はMAUR社60%、ホットランド40%。

MAUR社は傘下企業を通じ、モーリタニアにおいて食品、漁具、漁網の輸入と製造販売事業などを運営するパイオニア的企業という。

ホットランドはこれまで、世界中の漁場からの調達ルートを確立してきたほか、加工委託先も分散化することで、高品質・低価格のたこを安定的に調達するモデルを確立してきた。

今回、たこの最大の原産国の一つであるモーリタニアにおいて、原料の調達・加工を目的とした工場の設立に向けて、第三者から紹介を受けたMAUR 社との間で合弁会社を設立する。

従来は、同国で獲れたたこは第三国の加工工場に送られ、最終製品として日本に輸入していたが、この事業では、将来的に仕入れたたこを現地で加工することで、鮮度や品質を更に高められるほか、二国間の直接貿易とすることで、物流面でのメリットも享受できるという。

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