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ダノン/第1四半期売上は実質5.6%増、地域差鮮明に

2013年04月16日 / 海外

仏食品大手のダノンは4月16日、2013年第1四半期の売上高を発表した。総売上高は前年同期比4.3%増。前年同期と条件を同一にした「like-for-like(ライク・フォア・ライク)」ベースでの売上高は5.6%増の53億3800万ユーロ(約6830億円)となった。出荷量は3.0%増。

会社側の予想通り、地域ごとの業績動向の違いが鮮明となった。アジア太平洋・南米・中東・アフリカ地域(ALMA)の売上は16.6%増。ベビーフードが特に好調だった。ロシア・北米地域は8.5%増。

一方、欧州地域は5.1%減。消費支出の低迷が続き、特に乳製品が不調だった。

通期の売上高予想は、同社が実質的な基準とする「ライク・フォア・ライク」ベースで前期比5%増に据え置いた。

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