流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





高島屋グループ/震災で、3月の百貨店総売上16.8%減

2011年04月18日 / 月次

高島屋(2011年2月期売上高:8694億円)が4月15日に発表した3月の高島屋営業報告によると、店頭売上以外の売上を含む総計の高島屋単体(14店)の売上は前年同月比17.4%減、子会社4店を含む(18店)の売上は16.8%減となった。
店頭売上では、高島屋単体(14店)は15.6%減、国内百貨店子会社を含む18店は15.2%減となった。入店客数は単体14店が12.8%減、グループ合計18店が12.4%減だった。
グループ合計18店の商品別概況は、衣料品17.4%減、身のまわり品23.5%減、家庭用品13.4%減、食料品8.8%増、食堂・喫茶23.7%減、雑貨10.0%減、サービス33.0%減、その他1.8%増。
3月3日に全館グランドオープンした大阪店が0.9%増(前々年比12.4%増:堺店・和歌山店除く単店ベース)と前年の第1期増床オープンによる売上増をさらに超えた。 しかし、11日の東日本大震災後の消費マインドの低下や計画停電による関東各店の営業時間短縮等により、18店合計は前年を下回った。なお、4月度の売上は14日迄の累計で18店ベースで3.1%減と、震災前の水準に近づいている。
法人事業は14.7%増、クロスメディア事業は2.7%増だった。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧