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あらた／新型インフルエンザで売上拡大、第2四半期の当期利益380％上方修正

2009年11月11日 ／ 決算

あらたは11月11日、5月15日に発表した2010年3月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は第2四半期の売上高が3022億7600万円（当初予測値より3.9％増）、営業利益4億6600万円（3億6500万円の営業損失を予測）、経常利益23億9100万円（77.1％増）、当期利益10億800万円（380.0％増）の上方修正となった。

通期は売上高5820億円（1.2％増）、営業損失2億円（9億円の営業損失）、経常利益34億円（30.8％増）、当期利益6億4000万円（82.9％増）と上方修正となる。

第2四半期の売上高は、主要小売業との取引が順調だったこと、新型インフルエンザの感染拡大でマスク、除菌効果のある商品の需要が拡大したことで好調に推移し、増収となる見込み。売上総利益率は売上高の増加で適切な利益率維持に努め、13.0％と0.2％改善された。販売費は固定費を中心に削減を進め、販売費全体の売上構成比は12.7％と0.2％に抑え、増益となる見通し。

通期は第2四半期までの影響を加味し上方修正した。利益面は、売上総利益率の改善や販売費を抑制できる見通しのため同様に上方修正した。

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