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ケーズHD/在庫適正化で、第2四半期の当期利益40%上方修正

2009年10月26日 / 決算

ケーズホールディングスは10月26日、5月11日に発表した2010年3月期第2四半期、通期の業績予測値を修正した。

修正後の予測値は第2四半期の売上高が2994億6000万円(当初予測値より2.6%減)、営業利益78億7000万円(35.7%増)、経常利益112億9000万円(28.3%増)、当期利益60億5000万円(40.7%増)の上方修正となった。

通期は、売上高6370億円(1.2%減)、営業利益172億円(13.9%増)、経常利益239億円(12.2%増)、当期利益134億円(15.5%増)と同様に上方修正となった。

第2四半期は、景気回復の遅れやエコポイント導入時の買い控えと重なった開店などで売上高は予想を下回る見込み。

利益面は、前期の値引き販売から競合に対抗できる適正価格に見直したこと、環境意識の高まりで高性能大型冷蔵庫が好調だったこと、定数定番システムの進捗による在庫の適正化の進捗などで収益率が向上。販売費・一般管理費も効率的に運用され、予想を大きく上回る見込みとなった。

通期は、第3四半期以降もエコポイントを追い風に営業活動を推進する。これに加え、第2四半期までの業績動向も踏まえて売上高は予想を下回るものの、利益面は第2四半期同様に上方修正となった。

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