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イオン/タルボット株式売却で当期利益32.3%上方修正

2010年04月08日 / 決算

イオンが4月8日に発表した2010年2月期業績予想修正によると、当期利益が311億円(前回予想比32.3%増)となる見通しだ。

米国の孫会社タルボット社の合併契約が7日に成立し、子会社のイオンUSA社が保有する約2900万株のタルボット社株式の全株式をタルボット社に譲渡。タルボット社への投資にかかわる将来減算一時差異の解消が確実となったため、米国財務会計基準審議会会計基準編纂書740「法人税等」の規定に基づき、繰延税金資産を計上することとになった。

この結果、連結損益計算書上で法人税等調整額が70億円計上され、当期利益が前回予想の235億円を大幅に上回る見込みとなった。

売上は5兆540億円(前回予想比0.1%増)、営業利益は1301億円(1.0%増)、経常利益1301億円(1.4%増)となる予定で、増収増益を達成する見通しだ。

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