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しまむら/売上高4.7%増、営業利益12.1%増

2009年12月28日 / 決算

しまむらが12月28日に発表した2010年2月期第3四半期の業績は売上高3209億3000万円(前年同月比4.7%増)、営業利益284億1400万円(12.1%増)、経常利益291億5800万円(13.8%増)、当期利益165億200万円(14.6%増)となった。

しまむら事業は商品のコンセプトを明確にし、高品質・低価格に加え素材・機能にこだわりを強めたストア・ブランドは、暖かさにこだわった「ファイバーヒート」を中心にテレビCMや雑誌掲載、売場内のコーナー設置等で積極的にアピールした結果、ストア・ブランドの販売額は106.4%増となり、売上高全体に占める割合は32.8%まで拡大した。

来店客数は5.7%増となり、既存店売上高は0.9%増。

積極的に店舗の新設を行い、28店舗を新たに開設し、既存7店舗の建替えと27店舗で大規模な改装を実施し、しまむら事業での店舗数は1151店舗、売上高は4.5%増の2704億3200万円となった。

若者向けのアベイル事業は、プライベート・ブランド化を進める中で、サプライヤーとの取組を強化して類似する商品の集約化をすすめ、売上高と売上総利益率の向上を目指した。

また、ナショナル・ブランド商品の絞込みとプライベート・ブランドの拡充により着こなしの提案を雑誌に掲載し、プライベート・ブランドの認知度を向上させ、7店舗を開設し、店舗数は230店舗で、売上高は4.8%増の319億7400万円.

ベビー・トドラー用品を扱うバースデイ事業は、しまむら事業との仕入先の共有化によるブランド化の推進とバースデイのオリジナル商品化に注力し、商品力と演出力を向上させるとともに10店舗を開設して店舗数は110店舗で、売上高は11.1%増の108億4100万円。

女性のファッション雑貨を扱うシャンブル事業は、ブランド化の推進と商品管理レベルの向上とゆとりある売場を目指してレイアウトの変更を行ない、3店舗を開設し店舗数は69店舗となり、売上高は5.9%増の56億7100万円。

10~20代の女性を顧客層としたカジュアル・シューズを扱う専門店のディバロ事業は、1店舗を開設し店舗数は11店舗となり、売上高は23.0%増の3億円。

台湾で事業展開する思夢楽は、出店は無く1店舗の退店により28店舗で、売上高は2.1%減だった。

通期は売上高4242億円(3.3%増)、営業利益348億8000万円(4.4%増)、経常利益357億3600万円(5.1%増)、当期利益197億円(3.4%増)を見込んでいる。

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