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しまむら/広告宣伝強化で売上高5.1%増、営業利益11%増

2009年10月01日 / 決算

しまむらが10月1日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は2120億7500万円(前年同期比5.1%増)、営業利益167億9300万円(11.1%増)、経常利益175億300万円(11.0%増)、当期利益99億3700万円(13.2%増)となった。

各事業別の概況は、主力のしまむら事業で商品のコンセプトを明確化し、高品質・低価格に加え素材・機能へのこだわりを強めたストア・ブランドをテレビコマーシャルや売場内のコーナー設置などでアピールし、第2四半期連結累計期間までのストア・ブランドの販売額は15.5%増と伸長、売上高全体に占める割合は29.5%に拡大した。

商品政策ではトレンド提案を継続し、情報収集の精度を向上させる一方で、チラシ、テレビ、ファッション雑誌など各媒体で広告宣伝を強化。来店客数は6.6%増、既存店売上高は1.5%増となった。また17店舗を出店し、既存4店舗の建替えと17店舗で改装を実施た。期末店舗数は1140店舗となり、売上高は5.2%増の1791億9900万円となった。

バースデイ事業では7店舗を開設して107店舗体制とし、売上高は9.4%増の68億4600万円となった。

シャンブル事業では、ブランド化の推進と商品管理レベルの向上、売場レイアウトの変更を実施。店舗状況は3店舗を開設して69店舗とし、売上高は5.6%増の37億7300万円だった。
ディバロ事業では、出店は見られず既存10店舗の営業で、売上高は23.2%増の1億8700万円となった。

子会社のアベイルは、プライベート・ブランド化を進める中でサプライヤーと類似する商品の集約を進め、販売機会ロスと値下ロスの削減を図り、5店舗開設し、店舗数は228店舗となり、売上高は4.6%増の209億2600万円。

台湾の思夢楽は、出店はなく既存28店舗で営業し、売上高7.1%減(NT$ベース)となった。

通期は売上高4242億円(3.3%増)、営業利益348億8000万円(4.4%増)、経常利益357億3600万円(5.1%増)、当期利益197億円(3.4%増)を見込んでいる。

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