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アシードHD/酒類製造販売が好調で当期利益57%増

2010年01月29日 / 決算

アシードホールディングスが1月29日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は224億9300万円(前年同期比12.0%増)、営業利益4億2700万円(18.7%増)、経常利益4億2400万円(23.4%増)、当期利益2億3700万円(57.8%増)となった。

第3四半期の自販機運営リテイル事業は、低収益自販機のスクラップ・アンド・ビルドを進め、自販機ソリューションと多様な商品を提供する「フルライン自販機」を重点的に設置。商品政策面では低価格志向に対応した自主企画商品の開発・販売にも注力した。自販機運営リテイル事業の売上高は170億4000万円(1.5%減)、営業利益は3億9900万円(23.9%減)となった。

飲料製造事業の清涼飲料製造部門は、小売業などのプライベートブランド商品市場をターゲットに、商社やブランドオーナーなどのニーズに対応し、製造数量は67.5%増を確保。。酒類製造部門のチューハイ、リキュールの製造は、新製品開発による企画・提案が奏功し製造数量は113.4%増と大幅な増産を達成した。

また、日本酒や焼酎の製造は、焼酎のブランド育成に注力し、地域の特産品を原材料とした焼酎・リキュール製品の開発と販売に取組んだ。飲料製造事業の売上高は52億2700万円(108.1%増)、営業利益1億7000万円(5187.5%増)と大幅な増収・増益となった。

通期は売上高270億円(2.2%増)、営業利益4億6000万円(35.2%増)、経常利益4億2000万円(34.4%増)、当期利益2億円を見込んでいる。

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