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アークランドサカモト/卸売事業大幅減収だが、経常利益8.8%増

2008年12月21日 / 決算

ホームセンターなどを手がけるアークランドサカモトが12月19日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高689億1900万円(前年同期比4.0%減)、営業利益39億2900万円(10.0%増)、経常利益40億1700万円(8.8%増)、当期利益は19億6100万円(5.8%減)となった。

ホームセンター既存店の売上高は1.1%減となり、卸売事業も12.8%減となったが、売上総利益率の改善が寄与し、営業利益は8.5%増となった。

小売事業のうち、ホームセンター部門の売上高は、ことし6月にオープンした「ホームセンタームサシ名取店」の売上げが寄与し、505億6000万円(2.3%増)と増加した。

その他の小売部門の売上高は40億1700万円(45.8%減)で、6月にオープンした「アークオアシスデザイン名取店」が増収に寄与したものの、閉店したランドクラブ新潟店とランドクラブ長岡店の減収が影響した。

このため、小売事業全体の売上高は545億7700万円(4.0%減)。

なお、卸売事業の売上高は69億4100万円(15.8%減)で、外食事業の売上高は58億2800万円(10.1%増)、不動産事業の売上高は15億7200万円(11.5%増)。

通期の見通しでは、売上高は907億円、営業利益は45億5000万円、経常利益は46億5000万円、当期利益は23億円を見込んでいる。

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