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クスリのアオキ/5月期の売上高11.2%増、経常利益8.5%増

2009年06月29日 / 決算

クスリのアオキが6月29日に発表した2009年5月期決算によると、売上高は494億2100万円(前年同期比11.2%増)、営業利益17億3400万円(10.6%増)、経常利益17億8800万円(8.5%増)、当期利益9億7400万円(7.0%増)となった。

同期は地域の顧客に支持される売場づくりに努め、5店舗を全面改装し、改正薬事法の施行に伴う医薬品販売の新資格の登録販売者の養成や社員教育の充実に努力した。店舗面では、ドラッグストアを石川県に2店舗、福井県に4店舗、新潟県に4店舗など計15店舗を出店し、ドミナント化を推進した。また、ドラッグストア併設調剤薬局を石川県に2薬局、富山県に1薬局開設。期末グループ店舗数は、ドラッグストア129店舗(うち調剤薬局併設店舗39店舗)、調剤専門薬局3店舗の計132店舗となった。

商品部門別の売上高は、ヘルス(医薬品や健康食品など)が106億4000万円(売上高シェア21.5%、8.4%増)、ビューティ(カウンセリング化粧品やフェイスケア商品など)が123億5200万円(25.0%、10.1%増)、ライフ(家庭用品やベビー関連用品など)が231億20百万円(46.8%、12.5%増)、調剤(薬局で処方する医療用医薬品)が33億700万円(6.7%、15.7%増)。

来期は、引き続き顧客視点での店舗開発や売場づくりを進め、顧客満足度向上のための社員教育やローコストオペレーションの推進などに取組む。店舗投資計画は、更なるドミナント化に向けて、ドラッグストア20店舗の新規出店を計画。既存店も全面改装も含め、引続き活性化を図る。調剤薬局は、調剤マーケットでの事業拡大に向けて、調剤専門薬局4薬局、ドラッグストア併設調剤薬局7薬局の開設を計画している。

来期は売上高555億8300万円(12.5%増)、営業利益20億7100万円(19.5%増)、経常利益21億円(17.4%増)、当期利益11億8400万円(21.6%増)を見込んでいる。

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