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グルメ杵屋/第2四半期、通期の業績予測を下方修正

2009年09月15日 / 決算

グルメ杵屋は9月15日、5月14日に発表した2010年3月期第2四半期・通期の業績予測値を修正した。

修正後の予測値は第2四半期売上高が216億7300万円(当初予測より10.5%減)、営業損失4億1900万円(当初3億2400万円の営業利益を予測)、経常損失4億1100万円(3億800万円の経常利益)、当期損失15億6700万円(2億6400万円の当期損失)の下方修正となった。

通期の予測値は売上高が425億4300万円(11.9%減)、営業損失8億1200万円(4億3900万円の営業利益)、経常損失8億3500万円(3億8100万円の経常利益)、当期損失17億6600万円(9700万円の当期利益)とやはり下方修正となった。

修正の理由は、レストラン事業で8月以降の売上回復を見込んでいたが、個人消費低迷と、出店ロケーションの消費動向が現状は底ばい状態で推移し目立った回復が見られないことなど。

費用面では出店を抑制(通期計画11店を5店程度に)することによる開店経費の減少、退店を増加(通期計画30店を42店程度に)することでの採算性向上などが見られているが、個人消費低迷と新型インフルエンザ流行による消費行動の萎縮が予想され、営業利益、経常利益の減額修正は避けられないとして修正した。

当期利益も、第2四半期末において店舗の採算性の低下による減損損失を100店舗で7億円(当初計画では19店舗3億3400万円)、土地の用途変更による減損損失2億円などが見込まれることから減額修正した。

外商事業は、関西国際空港での機内食事業が減便や機材の小型化、新型インフルエンザの影響による食数の減少が目立って回復していないことなどで下方修正となった。冷凍調理食品の製造販売を中心としたケータリング事業も5-6月の新型インフルエンザの影響を受け、下期に向けても再びその影響が予想され、新工場の稼働率向上も下期いっぱいかかる見通しのため減額修正となった。

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