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コックス/第2四半期業績予想、当期損失5億円

2009年09月10日 / 決算

コックスが9月10日発表した2010年2月期第2四半期業績予想修正によると、売上高89億600万円(前回予想比6.4%減)、営業損失2億8700万円(前回予想は1億500万円の営業損失)、経常損失2億2500万円(4100万円の経常損失)、当期損失5億3400万円(3億2600万円の当期損失)となった。

新規出店の抑制、不採算店舗の閉店加速、全社的経費削減などによりコスト構造を改革するとともに、営業体制を事業部制組織に変更し主力事業の競争力を高めてきた。

上期は既存店売上高前年比13.3%減を見込んでいたが、第1四半期は既存店売上高が14.4%減となった。第2四半期は主力事業であるSPA業態「Ikka」のレディース部門が回復基調に転じたが、天候不順、ボーナス商戦の不振などの影響もあり、上期の既存店売上高は15.0%減となる見込み。

売上総利益率は、値入率や見切りロス率の改善などもあり、当初計画を0.4%ポイント上回る見込み。販売費・一般管理費は、不採算店舗23店舗の閉店、店別投入人時数の見直しなどによる人件費の削減、販促手段の見直しなどによる販売促進費の削減、賃料引き下げによる設備費の削減など一連のコスト構造改革の結果、前年比で6億4100万円削減する見込み。だが、営業収益や、売上総利益の減少を補うには至らない見通し。

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