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コックス/既存店売上高の減収などで第1四半期売上高44億円

2009年07月02日 / 決算

コックスが7月2日に発表した2010年2月期第1四半期決算によると、売上高は44億9000万円、営業損失1億6000万円、経常損失1億400万円、当期損失1億2400万円だった。

営業・商品面で平日の売上アップと買上げ点数アップを目指し、レディース部門の品揃え改善と売場の編集力・陳列力強化に取組んだ。また、値入率アップと価格競争力強化に向けて生産工場の集中化や閑散期生産の比率アップにも着手。

商・販それぞれ担当者を設定して不振店舗対策に取組んだ。店舗面では、「Ikka」を3店舗開設し、12店舗(「COX」11店舗、「PEDESTRIAN PARADISE」1店舗)を閉鎖した。

これらの収益力回復策も、厳しい消費・競争環境を打開するに至らず、既存店売上高対前年同四半期比は14.4%減となり、売上総利益は23億7900万円となった。

販売費・一般管理費は、店舗作業の見直し・削減や店舗別投入人時数の見直しによる人件費の削減、販促手段の見直しや販売資材の原価引下げによる販売促進費の削減などコスト構造改革の結果、25億7000万円と前年を下回った。

通期は中国に新設した子会社の寄与で、売上高は197億3000万円の見通しだが、1店舗展開のため本社経費を充分にカバーできず、通期の寄与が見込まれないため営業利益2億8500万円、経常利益3億8000万円、当期利益1000万円を見込んでいる。

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