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ジーンズメイト/売上9.6%減、営業損失6億7900万円

2009年12月18日 / 決算

ジーンズメイトが12月18日に発表した2010年2月期第3四半期業績(非連結)によると、売上高122億3600万円(前年同期比9.6%減)、営業損失6億7900万円(前期は2400万円の営業損失)、経常損失6億5100万円(1000万円の経常利益)、当期損失7億5000万円(6億6500万円の当期損失)となった。

商品動向としては、トップスでは、低価格のダウンジャケットなど一部のアウターは堅調に推移したが、長袖Tシャツやスウェットなどを中心としたベーシック商品全般、羽織物やセーターなどの秋冬物商品で苦戦を強いられた。

ボトムスでは、メンズ・レディースともに低価格帯の5ポケットパンツ以外の販売が伸びず、厳しい結果となった。全般的に平均単価が下落していることに対して販売点数が前年並みにとどまり、売上高を伸ばすことができなかった。

商品部門別では、ボトムス部門の売上高11億200万円、トップス部門の売上高19億4600万円、小物部門の売上高6億4400万円となった。

販売面については、9月度に創業祭や新聞掲載などの販促活動を行った結果、既存店ベースで売上高前年比を上回ることができた。10・11月度は「洗えるコート」や「軽量プレミアムダウン」などの重点施策商品は堅調に推移したが、売上全体を押し上げるまでには至らず、前年売上高を下回る結果となった。

店舗動向は、ゼログラららぽーと新三郷店(埼玉・三郷市)、お茶の水店(東京・千代田区)、御徒町店(東京・台東区)、心斎橋店(大阪市)、豊中向丘店(大阪・豊中市)、中山寺店(兵庫・宝塚市)、三宮トアロード店(神戸市)に加え、販売エリアの拡大を目的に、福岡県と広島県に初出店となる福岡天神店(福岡市)、本通店(広島市)、サンモール店(広島市)の計10店舗を出店した。店舗数は「ジーンズメイト」業態108店舗(うち24時間営業店舗は47 店舗)、「ゼロ・グラビティ」業態3店舗の計111店舗体制となった。

通期業績の予想は、売上高177億5000万円、営業損失3億9000万円、経常損失3億6000万円、当期損失5億5000万円の見通し。

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