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スクロール/当期利益16億円の黒字

2010年04月28日 / 決算

スクロールが4月28日に発表した2010年3月期業績によると、売上高556億7200万円(前年同期比7.1%減)、営業利益21億7800万円(21.2%増)、経常利益23億7600万円(13.7%増)、当期利益16億5500万円(前期は8億1800万円の当期損失)となった。

各種キャンペーンによる一定の効果はあったものの、消費不振等の影響を受け、売上高は7.1%減となった。利益面においては、社名変更関係の費用、生協販売におけるカタログ増刷費用などの増加があったが、経費削減プロジェクトの実施や直貿比率の拡大による原価改善、確定拠出型企業年金制度へ移行したことにともなう退職給付費用の減少等により、営業利益は21.2%増、経常利益は13.7%増、当期利益は16億5500万円の黒字となった。

主力の通信販売事業の売上高は483億9100万円(7.7%減)で、営業利益は12億9300万円(72.4%増)だった。

来期の業績は、売上高650億円、営業利益23億円、経常利益25億円、当期利益15億円の見通し。

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