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スクロール/4-9月のカタログの見直しで、営業利益41.3%増

2010年10月27日 / 決算

スクロールが10月27日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高282億9400万円(前年同期比1.8%増)、営業利益15億5700万円(41.3%増)、経常利益16億7400万円(37.4%増)、当期利益8億9900万円(20.4%減)だった。

利益面は、カタログの効率的な配布による部数削減などによる広告宣伝費の減少と全社的経費削減プロジェクトを継続して実施したため、営業利益、経常利益は増益となった。

通販アパレル事業の売上高は123億7400万円、セグメント利益は7億7000万円となった。2010年夏号から商品企画期間と媒体制作期間並、商品生産期間を短縮し、需要期に近いマーケット情報を取り入れヒット率を高めるための体制づくりに取り組んだ。

通販インナー事業の売上高は44億2200万円となり、セグメント利益は4億5000万円となった。シーズンを先取りするのではなく、実需期に合わせた販売にするため、インターネット販売の強化に取り組んだ。

通販非アパレル事業の売上高は82億800万円となり、セグメント利益は2億2300万円となった。イノベートの子会社化により、同社が運営する「コスメランド」サイトの事業基盤を再構築するため、システム・物流などの体制整備に取り組んだ。8月にオリジナル通販コスメ「ラプリエール」を新発売し、化粧品分野の拡大を図った。

物流代行・システム提供・販促支援などをサポートするソリューション事業の売上高は28億5600万円、セグメント利益は1億4000万円となった。

通期は売上高600億円(7.8%増)、営業利益23億円(5.6%増)、経常利益25億円(5.2%増)、当期利益15億円(9.4%減)の見通し。

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