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ハークスレイ/主力の持ち帰り弁当事業売上高は346億円

2009年05月14日 / 決算

ハークスレイが5月14日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は571億7900万円(前年同期比130.8%増)、営業損失3100万円(前期は14億8500万円の営業利益)、経常利益1000万円(99.2%減)、当期損失23億5500万円(29億4600万円の当期損失)の増収減益となった。

持ち帰り弁当事業では商品のブラッシュアップ、弁当の価格帯を広げるなど顧客層の幅を広げ、既存店昨年対比来店客数10%アップを目指した。また、連結子会社であるほっかほっか亭総本部による事業領域拡大を契機に全国への拠点網・店舗数の拡大を推進中。持ち帰り弁当事業の売上高は346億3900万円、営業利益は10億8300万円となった。

店舗運営事業は、業務委託型店舗に今後も安定した増加が見込まれ、グループの主要事業として売上・利益に今後寄与する予定。店舗運営事業の売上高は、222億6500万円、営業利益は8500万円だった。

プライベート・エクイティ事業と店舗不動産事業は、店舗不動産事業で賃料収入を確保するべく入居率を高め、安定的な収益を得た。店舗不動産事業の売上高は4億2300万円、営業利益は1億4400万円。プライベート・エクイティ事業の売上高は7300万円、営業損失は4億2400万円だった。

店舗コンサルティング事業では、新規業態の開発や店舗再生コンサルティングに注力したが、原材料の高騰などで保有している直営店部門の利益率の悪化が業績に影響を与え、売上高は32億6100万円、営業損失は2億2400万円となった。

その他の事業では、店舗総合サービス事業で第2四半期から与信管理中心に転換したため、減収となった。フレッシュベーカリー事業は既存商品のリニューアルを行い、品質・商品価値の向上に努め、新商品の「とろけるクリームパン(抹茶)」を発売。その他の事業の売上高は71億100万円、営業利益は5000万円だった。

来期は持ち帰り弁当事業で来店客数の向上を売上に反映させるなどで売上高705億円(23.3%増)、営業利益17億円、経常利益18億2000万円、当期利益10億5000万円の見通し。

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