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ハークスレイ/4-9月は持ち帰り弁当事業で増益

2010年11月12日 / 決算

ハークスレイが11月12日に発表した2011年3月期の第2四半期決算は、売上高300億100万円(前年同期比12.8%減)、営業利益8800万円(前期は5100万円の営業損失)、経常利益3億6400万円(7800万円の経常損失)、当期利益3500万円(3億2000万円の当期損失)となった。
持ち帰り弁当事業の売上高は137億1300万円(16.4%減)、営業利益は7億5200万円(50.9%増)となった。期間限定商品をはじめ、お値打ち商品から御膳シリーズまで幅広く商品を揃え、積極的な展開を行った。
店舗委託事業の売上高は125億2500万円(8.6%減)、営業損失は3億1400万円(前期は営業利益6800万円)となった。節約志向が依然強く、低価格化による顧客獲得志向が高まるなど、企業間競争が一層激しさを増し、業務委託先の収益にも大きな影響を与えた。業務委託先との中途契約解除が増え、新たな業務委託先との契約を締結するまでの家賃負担などの費用が増加したため、営業損失となった。
店舗管理事業の売上高は2億8000万円(112.5%増)、営業利益は1億200万円(19.4%減)となった。不動産市況が軟弱となる中で、グループの持つ情報網を駆使し高い入居率を維持し、収益を確保した。
店舗直営事業の売上高は23億7800万円(19.5%減)、営業損失1800万円(前期は営業損失3200万円)となった。寿司チェーン店(びっくり寿司)などの事業改革を推進した結果、収益面の改善を図ることができ、損失幅を縮小した。
通期は売上高595億3000万円(9.9%減)、営業利益5億9500万円(-)、経常利益11億500万円(-)、当期利益4億円(-)の見通し。

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