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グルメ杵屋/最終赤字24億円、減損損失響く

2009年05月14日 / 決算

グルメ杵屋が5月14日発表した2009年3月期連結業績によると、売上高450億600万円(前年同期比0.3%減)、営業損失3億2100万円(前期は13億3100万円の営業利益)、経常損失4億9100万円(15億7900万円の経常利益)、当期損失24億500万円(3300万円の当期損失)となった。

建物・構築物4億4900万円など合計5億6900万円の減損損失を計上したため、最終赤字が膨らんだ。

主力のレストラン事業では、ロケーション活用と既存店活性化による売上対策など経費削減策を実施したが、来客数の大幅な減少や上昇した経費を吸収できなかった。

事業別に売上高をみると、レストラン事業のうどん部門は144億5900万円(0.9%増)。そば部門は101億800万円(3.2%減)。洋食部門は33億9100万円(4.5%増)。和食部門は17億3400万円(8.3%減)。

次期のレストラン事業は、2008年度32店舗だった、出店を11店舗に抑制することで開店経費を減少させる考えだ。

2010年3月期の業績予想は、売上高482億7200万円、営業利益4億3900万円、経常利益3億8100万円、当期利益9700万円を見込んでいる。

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